会長・常任幹事会からひとこと(2024年)
2024年10月
2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン
1970年の大阪万博は記憶にございますか。「月の石」を見た方もいらしたでしょうか。
その時の未来として携帯電話、動く歩道、電気自動車、テレビ電話などが挙げられていましたが、半世紀で実現しています。これからの50年で日本はどう変わるのでしょうか!!
ぜひ、大阪ヘルスケアパビリオンに足を運んでみてください。
2025年4月13日(日)から10月13日(月)までの184日間、「2025年大阪・関西万博」が大阪市の夢洲(ゆめしま)で開催されます。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
そこに大阪ヘルスケアパビリオンが建設されます。イベント広場(仮称)を敷地内に設置、大阪府内の自治体や協賛企業による様々なイベントが予定されています。その開催期間中、8月3日(土)から8月9日(金)までの1週間、日本栄養士会と大阪府栄養士会が協働してブースが設けられます。内容については未定ですが、この1週間出展参加のテーマ『「REBORN」人生は生まれ変われる、新たな一歩を踏み出す』に沿ったイベントを展開することになっています。
大阪ヘルスケアパビリオンのホームページには「ここは未来に実現を目指す、都市生活の姿。毎日の生活の中で、自分や健康を大切にし、イキイキと明日に向けた一歩を踏み出せる、未来の都市を体験してみませんか」とあります。大阪府栄養士会では「自分の栄養を知ろう、自分の将来の健康のために」をサブテーマとしてブース運営を考えています。パビリオンの制服も決まったそうですが、栄養士会もユニホームを作るつもりとのこと。どのようなイベントが開催されるのか?楽しみです。
2024年10月 日本栄養士連盟 副会長 福永恵子
提供:(公社)大阪パビリオン
2024年8月
偉大な先人の足あと、後輩に引き継ぎたいこと
日ごろより日本栄養士連盟の活動に対して多大なるご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび2024年度6月の日本栄養士連盟通常総会において会長に就任いたしました。井上幸子と申します。(新役員の皆様は「日本栄養士連盟の概要」に掲載しております。)
本部常任幹事会・地区幹事会・職域幹事会のリーダーシップの基、栄養士会員・連盟会員増対策を中心に組織強化と栄養士会の要望を集約し、個人では解決できない栄養士会の栄養課題を組織の力で解決し、社会に貢献できるように努力して参ります。
そして今年も9月に第71回日本栄養改善学会学術総会が大阪公立大学 杉本キャンパスで開催されます。
栄養改善学会は新型コロナウイルス感染症の時も誌上開催で実施しました。
もう一度振り返ってみますと
■1952年7月(昭和27年)・・・栄養士制度発展のあゆみと連盟活動一部抜粋
栄養改善法公布
【議員立法】栄養改善法が7月4日、衆議院において修正可決。公布・施行。栄養行政の基本法として、幾多の改正が行われ2003年(平成15年)5月1日から健康増進法にその内容が盛り込まれ廃止されました。
■1954年10月(昭和29年)
日本栄養改善学会設立・第1回学会開催
栄養改善法の成立を機に学会の設立。1985年(昭和60年)には、日本学術会議に登録。
日本栄養改善学会を日本学術会議に登録し権威を高めました。
このように議員立法で法改正や環境の整備によって栄養学関係者が働きやすくなってきたことは先人の知恵と努力によってなし得えたものです。
今、皆様はその栄養士・管理栄養士・栄養教諭の資格で社会に貢献されています。
今を生きる私たちの世代に課せられた使命は感謝を表に表すと共に栄養に関する成果を学術総会等で発表し、次世代につないで行くことではないでしょうか。
2024年8月 日本栄養士連盟 会長 井上幸子
大阪公立大学キャンパス
2024年6月
新緑が清々しい季節から梅雨への移ろいを感じる頃となり、都道府県支部様におかれましては、新年度のスタートでご多忙の事と拝察いたします。
新型コロナウィルス感染症後、毎年3月の支部長会において、栄養士議員連盟加盟議員の先生方の衆参両議員会館への訪問においては、支部長・幹事等の積極的なアプローチが、様々な要望実現の礎となり、また、各支部活動への影響も大きなものと考えます。
今年度は8月から地区別支部長会が始まります。栄養士会長との連携を十分意識した合同会議が、実りあるものとなりますように、そして、会員増対策など多くの提案を具体化して実行されていくような組織作りに力を注いでいきましょう。
全ての会員と共に、連携を意識した連盟活動を力強くすすめましょう。
日本栄養士連盟 副会長 小坂桂子
2024年1月
新年のご挨拶
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
このたび 1 月 1 日に石川県能登地方を震源とする大きな地震が発生しました。
この地震で亡くなられた方々に哀悼の意を表します。また、年末・年始に実家などに帰省していた方もいらしたかと思います。被災者の方をはじめ、年初から困難な状況に遭遇された皆さま方に心からお見舞い申し上げます。みなさまの安全と、一日も早い復旧をお祈りいたします。並びに、その中、身を挺して栄養士会災害支援チームで活動されている方々へ感謝致します。
旧年中は会員管理システムの移行に際しまして、会員管理システム委員様をはじめ都道府県支部長様におかれましてもご協力を賜り、誠にありがとうございました。
本年は各支部で円滑な運営ができるよう、セキュリティの強化、入力項目を削減し作業簡略化、選挙区ごとの会員を把握し連盟活動に生かす、会員の移動がスムーズに、全支部が使用することで次世代への活動がしやすくなることを目標に尽力する所存でございます。
さて、昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症による収束の兆しが見え始めたころ、都道府県支部長会を 4 年ぶりに参議院議員会館での対面で開催し、情報交換会、衆参両議院議員会館の先生方を訪問等、有意義な機会となりました。
2024 年も同様に 3 月 11 ~ 12 日で計画いたしております。2 日間の出席をお願い申し上げます。
皆さまも健康にはくれぐれもご留意頂き、充実した一年をお過ごしください。新たな一年が栄養士連盟会員・栄養士会員、そして全世界にとって、素晴らしい年になることを祈念致しております。
日本栄養士連盟 会長 井上幸子
早咲きの梅の花