会長・常任幹事会からひとこと(2025年)
2025年1月
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。新たな年の初めを迎え、皆さまには健やかにお過ごしのことと、お慶び申し上げます。昨年1年、都道府県支部での活動に対し、心より感謝を申し上げます。
新年の抱負 ・・・・・ しなやかに、したたかに
今年の干支は、「乙巳(きのと・み)」です。「乙(きのと)」は困難があっても紆余曲折しながら進むことや、しなやかに伸びる草木を表しています。「巳(み)」は蛇を表し、古来より豊穣・金運を司る神様として祀られ「再生と変化」を意味します。脱皮し強く成長する蛇は、その生命力から「不老長寿」を象徴する動物、または神の使いとして信仰されてきました。
「乙巳(きのと・み)」の組みあわせは、これまでの努力や準備が実を結び始める時期を示唆し、従来の考えに拘泥しない柔軟な姿勢とともに、弛まぬ努力が必要になります。
本会においては平成21年(2009年)に再設立してから2025年は新しい局面の入り口に立っています。
今までの活動・・
国民に関わる政策を法律の形にするために栄養士議員連盟の再構築、日本栄養士連盟を設立しました。
国会での栄養業務等の理解を深め、議員立法により管理栄養士国家試験の完全実施、業務の明確化と登録制から免許制へなど充実が図られ、国民の健康づくりのために栄養改善の役割を果たしてきました。
そして現役で活躍中の会員の皆さま・・
栄養政策の提案について栄養士会の目的を達成する必要な政治活動を行う栄養士連盟活動を理解いただき、意識改革とともに主体的に関わっていただきたいと思っています。意識改革には相応の時間もかかるでしょうが、まずは都道府県支部ごとにレジリエンスを持ち、本年の干支にあやかって、しなやかに、したたかに、栄養士会ととも着実に前進することで最終的に望む結果に近づけることになると願っています。
2025年1月 日本栄養士連盟 会長 井上 幸子