栄養士連盟の活動とは
日本栄養士連盟の具体的な活動
- ア.国会議員への支援活動
- 栄養士の身分は、法律「栄養士法」によって定められている。このため、身分の向上のためには、栄養士法の改正が必要となる。さらに、栄養士業関連法の改正にも国会での議決が必要となる。
- このように、栄養士の関連の法律改正を行いやすくするために、日頃から国会議員に「栄養関連事項」に理解を求めておく必要がある。
- 政党に関しては、法律改正には政権与党の理解が絶対的に必要であることから、自由民主党に議員連盟を構築して戴いた。
- イ.地方議員への支援活動
- 現在は、地方の時代であり、各種行政サービスは、都道府県・市町村単位で行われている。現在、一般的栄養指導業務は、市町村で行うこととなっている。
- このため、栄養士関連業務の推進に、都道府県・市町村レベルでの施策が重要となっている。現在、都道府県・市町村議会に栄養士が議員となり、専門的知識を生かした活動を行っている。
日本栄養士連盟の活動の重要性
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- 栄養士の身分の向上、業務の拡充を法的に裏付けるために、政治活動=連盟活動は重要である。現在、保健・医療・福祉・介護の統合・見直しに伴い、栄養士の活動も見直されていることから、栄養士会と連盟との一層の連携した活動が求められる。
- 法律等の改正には、関係議員の理解、支援と協力が不可欠である。
- 法律等の改正には、社会的な要求が必要となり、より多くの住民、国民の理解が必要となる。
- このためには、より多くの会員の結束力、団結が必要となる。
- 管理栄養士・栄養士は、専門職能団体である栄養士会に所属し、自らの身分の向上、業務の拡充を推進するために、併せて日本栄養士連盟にも所属する、さらに政治活動に対する意識をもち、理解することが大切である。